軽井沢二日酔い日記

軽井沢で販売に携わる万年二日酔いが綴る仕事や趣味の話です。

アートとサイエンスのはざまで

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inuです。

 

販売はアートか、サイエンスか?

 

1ヶ月ほど前にツイッターで流れてきた投稿が頭にこびり付いている。

 ワタシは販売はサイエンスの部分も大きいと思っている。

『気温がこれで、日付がこれで、先週の売り上げがこれで

前年に売れた商品はこれで、今年売れているのがこれ。だから今日売れるのはこれ!』

全てデータから導き出される。

サイエンスの部分だね。

しかし、アートとしか言いようのない部分も多々あるね。

 

アート販売の実例!

ワタシが先日スーツを販売している時に思いついたのが、

『このお客様とこのスーツには確か1枚だけ残っていたあのコートがぴったりだ!サイズもジャスト!』と思いお客様が探してもいないコートを突然オススメしてみた。

結果は両方買っていただけた。

大事なのは過去のデータの蓄積から絶対信頼してもらえる表情、話し方、トークといったサイエンス部分は断じて守る事。

それらを鍛え抜いた上でアートです。

あの場で3月に分厚いコートを提案することは普通できないよね。

でも絶対気に入ってくれるはずと確信できた。

そう言うのが結構ある。

でも、この手法を同僚に伝えるのは絶対無理何だよね〜。

アートとしか説明できません。

 

アートとサイエンスの融合度合がその人の個性

アパレルは圧倒的にアート優位の世界。

サイエンスの活用されることが極端に少ない。

まあサイエンスなくても儲かってきたからなあ。

少しはサイエンスを学べば良いのにと思うことばかりです。

 

だから販売スタッフこそはサイエンスを学ぶべきです。

気温別、什器別、陳列方別、アイテム別、ワード別、着衣別など取るべきデータはたくさんあるよ。

それらを取り入れると仕事の生産性が一気に上がるよ。

 

では、また!